ご挨拶

堀内正久公益社団法人日本産業衛生学会 九州地方会のサイトをご覧いただき、ありがとうございます。
  九州は、その豊富な石炭と大陸からの鉄鉱石をもって、明治、大正、昭和にかけて、日本の重工業の中心として発展してきました。
明治34(1901)年、現在の北九州市にある八幡製鐵所の溶鉱炉に火がいれられると、製鉄と石炭の関連産業を中心とした九州の産業はますます繁栄にしていきました。
そうしたなか、九州地方会は、昭和11(1936)年に八幡製鐵所病院長 植村卯三郎先生を初代会長として発足しました。この度、この歴史ある九州地方会の地方会長に選出された鹿児島大学の堀内です。学会員の皆さまのより活発な交流と新しい仲間を増やすことを目標に、微力を尽くすことができればと思っています。
  平成28(2016)年、九州地方会は80周年を迎え、前地方会長の加藤貴彦先生のご尽力で、これを記念し「九州地方会80周年史」が作成されました。ご覧頂ければと思います。
  さて、九州地方会の会員数は、750名近くになります。その内訳は、福岡の会員数が500名弱となっています。他の県は、30‐60名程度を推移しており、人口規模(福岡県:500万人、例えば鹿児島県:160万人)からすれば、この3倍程度いてもおかしくはない状況です。
九州地方会の活性化のためにも、地方での産業保健活動の充実化が求められ、それは、中小企業や一次産業従事者における産業保健活動の充実化を意味すると思います。九州地方会の中でも、大企業の産業保健とともに、地方に存在する産業保健問題を解決すべくその試みが始まっているように感じます。ぜひ、地域で実現可能な産業保健システムを構築するべく、多くの皆様方の知恵をお借りできればと考えています。
  九州地方会ホームページでは、学会員の皆さまのご意見・ご提案や業績、学会開催予定、産業医や看護部会の活動・研修会予定などの掲載に、引き続き力を入れていきたいと考えております。それと同時に、地方会ニュース(産衛九州)も掲載していきたいと思いますので、ぜひ皆さまからの忌憚のないご意見をお待ちしております。  
  最後になりますが、来る平成32(2020)年11月には、鹿児島市で第30回日本産業衛生学会全国協議会(企画運営委員長:ヘルスサポート鹿児島小田原努所長)が開催されます。 産業衛生の学問と技術の交流の場として、全国から多くの参加者が集われることを願っています。